中学生、高校生とこのころはよく友達と長電話をして怒られました。
一時間話すのは当たり前で、多いときには二時間も三時間も話すことがありました。学校が違うということではありません。
もちろん、学校でも毎日会いますし、学校が終わってからも一緒に遊んでいるのです。それでも、何を話すことがあったのだろうかと今では不思議に思うほどです。
高校生に入ってしばらくしたぐらいに、ポケットベルが主流になりました。それからは、電話で長話をするということは少なくなりました。当時、周りの友達はポケットベルしか持っていなかったのですが、私は父に携帯電話を持たされていました。
しかし、今の時代とは違って通話料はかなり高いものでした。
そのため、あまり使わないようにしていました。着うたなんてものももちろんついていません。
その当時の携帯ではメールもできなかったと思います。
それから、自分で携帯電話を借りられる年齢になり、自分の名義で携帯を契約しました。
この時でも、まだまだ安いとは言えない月額料金を支払っていました。
それが、たった何年かの間で、通話料はどこへかけても無料になったり、同じキャリアなら無料で通話できたりと、本当に安いコストで携帯電話を持つことができるようになりました。
今の時代では、携帯電話は通話のためのツールというよりも持ち運びできる通信ツールと言った方が近いかもしれません。ITの進化で本当に便利になったと思います。今では、自分自身も通話ではなく別の方法で連絡を取る方が多くなりました。
家庭に入った今、携帯電話代が安く済む時代に感謝しています。